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弘法大師の杖(2F)
2024.11.23グループホーム こころ
 
                            
じわりじわりと寄ってくる冬の気配に、「あれ?秋あった?」ときょとんとしてしまっている私です。
11/20(水)は「杖ノ淵公園」に外出に行ってきました。
「杖ノ淵公園」は真言宗の開祖である弘法大師がその昔、杖で地面を突いた所から水が湧き始めたという逸話が残っている公園だそうです。
前日は急に冷え込んだのでお出かけができるか不安だったのですが、当日は日差しが射してかなり暖かかったので、外出行事行ってきます!

(最近新しくできた入口から外環状線に乗り、颯爽と走っていきます。)

(かなりの方向音痴の私。どこをどう走っているのか全然分かりません。)

(「わしも方向音痴でな。自分で走らな分からんのよ」とこちらの利用者様と話が弾みました。)

(あっという間に到着したのですが、立派な公園の入口!)

(あの門をくぐると綺麗に舗装された道が!利用者様も歩きやすそう。)

(この道には小さな水路があって、澄んだ水が流れています。)

(辺りをキョロキョロされながらもしっかり歩いてみんなで移動していきます)

(ベンチが置かれている東屋に移動完了です!)

(「わあ、ぬくいな~」。暖かい陽射しが当たって気持ちよさそうです。)
この東屋を拠点として公園の散策を行う作戦に決まりました。

(東屋から見える川です。本当に水がきれいですね。)

(公園の遊具では小さなお子さんがお母さんと一緒に遊んでいました。)

(職員Dと女性利用者様が弘法大師所縁の地であるこの公園について話しています。)
職員Dが背にしているのは公園の川なのですが、下を覗き込んでみると・・・

(遊具がある敷地から、石を渡れば東屋の方へ近道できるようです。)

(まあ、そりゃちょっと渡ってみるよね。)

(明るくて素敵な職員Dです!利用者様も石を渡る職員Dを見て楽しそうでした。)

(「楽しいですね」と声をかけると頷いてくださいました。)
遊具がある方角とは反対側には大きな池があって、カモや鯉が泳いでいるようです。

(カモや鯉がいるなら見に行かなくては!!出発です!)

(順番に池の方に散策に行きます。みなさん嬉しそうな様子です。)

(カモいます!鯉は奥の方にいるようですねー。)
と、池を見て「わあ!」と思っていると何やら物騒な看板を発見しました。

(気性が荒めのカモがいるようです・・・。)


(池の中を覗き込んでカモや鯉を眺めています。)


(「あそこで泳いでいますよ!」と職員F。利用者様も反応しています。)
池沿いの道をずっと進んでいくと・・・
 
 
(弘法大師の銅像と石碑を発見!さすが所縁の地。)

(「私、四国八十八か所何回もまわったんよ」とお話ししてくださいました。)

(こちらの男性利用者様は弘法大師の銅像と写真を撮影しました。)

(鯉の餌を売っている所を公園に来ている方に尋ねて教えてもらいました!)

(無人販売なので、お金をカゴに入れて、餌を購入します。)

(みなさんにお渡しすると、餌やりに夢中です!)

(立ち上がって餌やりをされる利用者様!)

(「たくさんおるなー」と言われながら餌を投げています。)

(「ちょっと待ってな、いい顔するけん!」とのこと。満面の笑顔です!)

(こちらの女性利用者様も上手に餌を投げています。)

(利用者様が投げた餌に鯉がたくさん寄ってきます。)

(自分で投げるのが難しい方の代わりに職員Fが投げています。)

(集まってくる鯉を楽しそうに見ていました。)

(こちらの女性利用者様は職員Dと一緒に餌やりをされています。)
鯉やカモへの餌やりが終われば、東屋に戻っておやつの時間です。

(今日のおやつは、ご家族様からの差し入れの灸まんとコーヒーです。)

(あったかいコーヒーが体に沁みるようです。おいしい!)

(香川土産の灸まん。おいしそうに食べていました。)

(コーヒーを飲んでおやつを食べてリフレッシュ!丁寧に包みを開けています。)

(外でみんなで食べるおやつは格別です!)

(みんなで休憩し、心地よい気候にのんびりできました。)
気温と天候に恵まれ、綺麗な水と弘法大師の逸話に触れ、鯉に餌をやってとっても喜んでいただけた外出行事となりました。
 
 
(帰りの車内では私が撮影した写真を見ながら思い出を振り返りました。)
弘法大師は真言宗で「即身成仏」を一番重要な教えとして説いてたそうです。
「即身成仏」とは簡単に言えば、普通の人でも修行して悟りを開けば、現世で仏のように生きられるよ!という意味なのですが、
帰りの車内で「お腹すいたなー。ホームに帰ったら何か食べよう」と考えていた私は、修行が足らぬ身であると痛感したのでした。
